だいぶ引き延ばしてしまいましたが、2週間前に内見に行った戸建ての購入は見送ることにしました。
立地もわりとよく、業者さんもとても親切に対応してくださり、購入したい気持ちはかなりありましたが、検討の末購入しないことにしました。
購入しないというより、できないの方が正しいかもしれません。
今日は初の内見物件を見送った理由について書きます。
なぜ購入を諦めたのか
融資を受けられないから
今回の戸建ては耐用年数が切れた木造2階建てでした。
融資が厳しい今、耐用年数が切れている物件の融資を受けるのは難しいです。
では現金で買うという選択肢がありますが、そこまで自己資金もありません。
指値をするにも現金がなさすぎて限界があったので、現金でも買えなかったということが1番の理由です。
自己資金は本当に大切です。
リフォーム費用がかかるから
もし仮に融資を受けて買えたとしても、リフォームが必要な物件でした。
とくに、お風呂にシャワーがないというところが肝でした。
自己資金全てを使って購入したとしても、お風呂すら直せない状況では入居もつかないので、購入後の運営の想像がつきませんでした。
実質利回りが低い
この物件は表面利回りはそこまで低くありませんでした。
しかし、先ほども書いたように、リフォームが必要です。
特に水回りのリフォームにお金がかかります。
こちらの物件では、お風呂だけでも10万円以上かかり、洗濯機置き場の取り付けや畳の取り替え、障子の張り替えなどを入れたら30万円以上かかったのではないでしょうか。
戸建てなのでもともと値段は大きくなりませんが、その分利回りに響いてきます。
リフォーム費用まで考えた実質利回りを考えると、CFに期待ができなかったので見送りました。
購入しない時も必ず連絡を
こんな理由で私はこの物件を見送ることにしました。
ここで、見送るとはいえ、業者さんにはしっかりとその旨を伝えなくてはなりません。
業者さんも、お時間を使って物件を紹介してくださいます。
それなのに、買うかどうかわからない状況で連絡をしないままにするのは失礼にあたると思います。
最初から買う気がない物件だったとしても、必ず購入を見送る理由をお伝えするべきです。
ですが、買う気がないのにいくつも見るのは、この人は買わない人という印象がつくので、やり過ぎも注意です。
また、今回見送ったとしても、今後探しているような物件が出てきたときに紹介してくださるかもしれません。
さらに、サイト等でいい物件があってまた内見に行くとなったときに同じ業者さんだったら、前に内見に行った時も対応が悪かったから今回も…と思われてしまうかもしれません。
今後も関わる機会があるかもしれないので、失礼のないようにしなければいけません。
購入しなくてもマナーを大切に
内見に行く際は、今後もお付き合いさせていただく機会があるかもしれないという前提で業者さんとやりとりをした方がいいと思います。
内見に行ったけどお断りするときは、なるべく早めに(私のように2週間では遅いと思います…)見送る理由をお伝えします。
見送る理由については、内見に行く前からわかっている情報でお断りするのは失礼です。
例えば、
- 駅から遠い
- 値段が高い(指値を期待していったとしたらまだいいと思いますが)
- 賃貸需要がなさそう
- もともと見るだけだった
などです。もともと見るだけだったは絶対ダメです。
なので、内見をした上で見送ることにした理由が必要です。
例えば、
- 思ったよりリフォーム費がかかりそうだった
- 事前の情報と違うところがあり、そこがダメだった
- 周辺環境が思ったものと違った(想定していたターゲットに合わない)
などです。
個人的には思ったよりリフォーム費がかかるが1番無難かと思っています。
お時間を頂いたのに申し訳ないけれど、こういう理由で見送りますとお伝えしましょう。
このような流れで、最初の内見した物件の購入は見送りました。
思ったより最初の物件がよかったので、買いたくて仕方がありませんでしたが、まずは自己資金を増やすところからしなくてはいけません。
今回の物件も、自己資金が潤沢にあれば、リフォームをしてもCFをいい状態で回せたと思います。
欲しいと思った時にいつでも買えるように備えておきたいと思います。