[大家業]不動産業者との面談前に準備しておくこと

先週末、収益物件を探すべく、不動産業者に面談に行ってきました。

はじめての経験だったのですが、行ってみるとこうしておけばよかった。といったことがいくつかありましたので、今回の経験と今後の反省の意味も込めてまとめたいと思います。

不動産業者とのアポの取り方

アポの取り方はいろんな方法があると思いますが、私の場合は、不動産収益サイトで気になる物件の問い合わせをした結果、面談をしていただけることになりました。

直接業者さんに連絡したり、もし大家の会などに入っていたら、知り合いの大家さんに紹介していただくのも良いのかもしれません。

今回、物件の問い合わせから面談の運びになりましたが、どのような物件を探しているのかを物件を通してお伝えできるので、面談時に話が進みやすくよかったです。

面談までに用意しておくこと

自分の基本情報

まず、特に融資を引いて物件を購入する場合は、おそらく属性について尋ねられます。

  • 会社
  • 年収
  • 家族構成

は正確にお伝えしましょう。

また、家族の同意、協力があるかについて尋ねられることがあるそうです。

私の場合は、2人で行くので言うまでもないですが、配偶者の同意は大切なようです。

今回話の中で、「奥様を担保に」なんて話が出たりもしましたが、私はもちろん自らそのつもりでいるので笑い話にできますが、なにも知らずについていってそんなことを言われたら普通は奥様も怒りますよね(笑)

不動産セミナーで有名大家さんからも話を伺ったときに、「相談者の奥様から詐欺師扱いされたんです」という話を伺いましたが、よっぽど理解がないと配偶者の方が気を悪くする場面が多くあると思います。

配偶者の方には十分に説明し、理解していただいてからご同行をお願いした方がいいかもしれません。

不動産を購入する理由と将来どうなりたいか

不動産を購入する理由について聞かれました。

  • 将来が不安だからもう一つの収入の柱が欲しい
  • セミリタイアしたい
  • 節税したい

など、理由はそれぞれたくさんあります。

楽して稼ぎたいからとかはダメですが、本心に近いそれらしい理由を言えるようにしておきましょう。

目的によってお勧めする物件も変わると思いますので、なるべく正確にお伝えすることで不動産業者さんも紹介がしやすくなると思います。

また、その理由のために将来いつなにをしたいかをお伝えするとより具体的でわかりやすいです。

私はここを頭では考えていましたが、具体的な時期や金額についてパッと説明できる状態でないまま行ったので、お伝えするのに時間がかかってしまいました。

自分の属性、自己資金、使える時間をもとに事業計画を明確にしておきましょう。

自分の所得と税金について

年収をお伝えするときにもちろん所得の確認はすると思いますが、どのぐらい給料をもらっていて、どのぐらい税金を引かれていて、保険に加入している方は保険でどのぐらい天引きされているかを知っておいたほうがいいということを今回感じました。

というのも、業者さんにもよるのかもしれませんが、収益物件を探しにきたのに、節税になる区分マンションの話に移行してしまったのです。

そのときに、税金がどのぐらい戻ってくるかのシュミレーションなどを細かくお作りになってくださいましたが、その時間が非常にもったいなかったです。

自分でしっかり計算しておけばパッと出せましたし、私達はそもそも節税目的で面談には行っていないので、自分で計算したものをもとにこの分の控除を受けるよりCFが出る物件が欲しいなどと説明できたので、そこは準備不足でした。

いろんな方法の一つとして一度お話を聞いておけたのはよかったですが、当分は節税用の区分マンションを買うつもりはないので準備をしっかりしておきたいと思います。

面談に行ってみて思った今後の反省

今回の反省は、欲しい物件と業者さんが紹介したい物件が違ったということです。

私たちは今後スピード感を持って拡大していきたいので、お互いにとって次につながる物件が欲しいのに対し、不動産屋さんはとりあえず今は節税してキャッシュを貯めてから収益物件を買ったらいいというご提案だったので、結局最後まで平行線になってしまいました。

私たちの属性と自己資金から最も買いやすいのは築浅の区分マンションということは分かったのですが、それのために融資枠を使うのはもったいないと考えています。

今後は節税のための区分マンションを買うことは考えていないことをしっかりと説明できるようにしておきたいと思います。

今回の面談で、自分たちが融資を受けられる可能性のある金融機関や、今の段階でどのぐらいの融資が受けられるのかをなんとなく知ることができました。

また、自分たちの探している物件の条件の妥当性についても考え直す必要がありそうということもわかりました。

今後も大元の方針は変えず、面談を繰り返すことでより現実的な計画に改善していきたいと思います。

不動産運営の勉強をして方針がある程度決まってきたという方はぜひ一度不動産業者に足を運んでみてください。

まとめ

会社、年収、家族構成は正確に伝える

不動産うぃ購入したい理由といつ頃どんな物件を買いたいかを細かく伝えられるようにする

自分の所得と税金、保険について把握しておく

面談をもとに今後の方針や計画を改善する