引越し屋業者を決めるときに抑えておきたいポイント

以前の記事でも少し書きましたが、年末に引っ越しをしました。

今回の引っ越しは、単身者×2が1つの家に引っ越すパターンでしたが、引越し業者さんにかなり良くしていただきました。

そこで、今日は引越し業者さんに依頼をするときのポイントについて書きたいと思います。

ちゃんと準備をして引越し業者をきめることで、かなり安くなったり、サービスを受けたりできるかもしれません。

相見積もりをとる

まず最初に相見積もりを取ります。

「引っ越し 見積もり」などで検索すると、一括で見積もりできるサイトが出てきます。

そのサイトで一括見積もりを取りましょう。

家具の個数やおおよその段ボール数を入力すると、メールで見積もり結果がたくさん届きます。

このとき、電話番号を登録すると、仕事中にひっきりなしに電話がかかってくるのでお気をつけください。

私はスーモの引越し見積もりサイトで行いました。

有名どころに直接問い合わせて決めるよりかなり安くできるので、安くしたい場合は相見積もりを取ったほうがいいと思います。

電話をかける

見積もりが届いたら、届いた会社に電話をかけます。

電話をかける時は

  • 引っ越し先の住所
  • 引越し元の住所
  • 引っ越しできる日(複数あるとよい)

をすぐ伝えられるよう用意しておきましょう。

おそらくほぼ同じぐらいの値段か、びっくりするほどほど安い値段か、問い合わせてね、といった内容のメールが届きます。

ここからが1番の踏ん張りどころです。全ての業者に問い合わせをします。

条件を言うと、大体の値段を出してくれるところと、訪問して見積もりしますと言うところがありました。

とりあえず電話で概算を出してもらえるところは聞いておき、訪問見積もりは全て電話問い合わせを終えてからにします。

一番良さそうなところに訪問見積もりを依頼する

私の時は、だいたい電話での見積もりは同じような値段で、オプションの差ぐらいしかありませんでした。

ここで、全てに訪問を依頼したほうがより安くできるかもしれませんが、時間がすごくかかります。

私はオプション的に最もサービスがいいところ1社に訪問見積もりを頼みました。

一括見積もりでメールで概算が来た中で、自分で小物を車で運べばかなり安くなるところもありましたが、住んでいるのがマンションということもあり、共用部分に傷などつけてしまったら大変なので、プロに任せることにしました。

激安の業者さんは、オプションも少ないので、この条件では自力で引越しするのは難しそうと思ったら無理せず少し価格帯を上げた方が、建物を傷つけてよりお金がかかってしまうなどのトラブルを回避できると思います。

他の会社は荷物が増えるごとに課金する感じでしたが、私が依頼したところはトラックの台数単位での料金計算なので、ダンボールが数箱増えても変わらないという設定でした。

荷物が多く、引っ越しに慣れていない私にとって、荷造りしてみないと量がわからなかったので大変助かりました。

また、洗濯機などの取り付けは、自分でやって失敗すると水浸しになったりして、逆に後でお金がかかる可能性があります。この取り付けも無料でやってくれるという点もよかったです。

無料のオプションから今回は洗濯機取り付けを選びましたが、電気を取り付けてくれたりなど、他にもオプションを選べるものでした。

さらに、今回は二人が一つの家に引っ越すということで、家具家電の被りがいくつかありました。

洗濯機など大型の家電は処分に割と費用がかかりますが、今回訪問見積もりの際に相談したところ、2010年以降の製造で、日本製であれば無料で引き取ってくれるということでした。

訪問見積もりではこのような細かいオプションについても打ち合わせできるので、やはりやっておいてよかったです。

このようなことも訪問見積もりではよくあるので、価格だけでなく、どのような料金設定かも確認し、オプションも比較した上で選びましょう。

訪問見積もりでは相談のしかたが重要

訪問見積もりは絶対したほうがいいです。

なぜなら、大体ネットや電話の見積もりより実際は価格が跳ね上がるからです。

この跳ね上がった価格は、契約後、つまり引越し当日には変更できません。訪問見積もりの時にしか値引き交渉やオプションの相談はほぼできないと思った方が良いです。

まず、訪問前に見積もりを出す時は、荷物は最小限と仮定して出されることが多いです。ですが、だいたいの人はそんなに荷物が少なくないので、実際に訪問見積もりで見てもらうと、ミニマリストでもない限りだいたい最小限のプランでは収まりません。

そのため、実際に引っ越しにかかるお金は見積もりより高くなります。

当日になって思っていた額と全然違った!ということがないように、訪問見積もりはしておいたほうがいいです。

訪問見積もりの前に、ネットや電話で得た見積もりの中でここよりも安いプランがある引越し業者がありましたら、できればそこの見積もりも用意しましょう。

これは最悪電話見積もりレベルでも大丈夫です。

私の場合、激安見積もりは全部自分で運べるものを運び、ベッドや家電などだけ運んでもらい、何にもオプションが付いていないプランのものを用意していました。

ここは実際「訪問見積もりをしてもらうところより安いですが、レンタカーを借りることや、自分たちの労力を考えたらリーズナブルではないものです。

これがあると、のちに説明する価格交渉の時に使えます。

そして、訪問見積もり当日。引っ越しの条件をお伝えし、実際に運ぶものを見てもらいます。

少し脱線しますが、洗濯機なども見てもらうため、洗濯物を洗濯機に放り込んで全開にしたままとかは避けましょう(笑)

私はそれをやってしまいました(笑)

私の家はウォークインクローゼットなのですが、そこも確認があったので、初めて彼氏、彼女がお泊まりに来た時にどこみられても困らないというレベルまで片付けておいた方がいいかもしれません。

そして、部屋を一通り見ていただくと、先ほども書いたとおり、電話やネット見積もりより高い見積もりが出ます。

私の場合は、自分の家の分だけでも、もともと言われていた2件分の額を余裕で超えていました。おそらくこの調子で行くと3倍以上になると思いました。

業者さんによると、見積もりは最小限で出しているのでどうしても上がることと、繁忙期なので高い時期です。とのことでした。

3月4月は転勤や新入社員の移動で高くなることは知っていましたが、年末にそんな引っ越すか?と思いつつも、そこは気にしませんでしたが、後で調べてみたら12月は別に繁忙期ではありませんでした。笑

でも日が近いとどうしても業者さんのスケジュールも埋まってきているので高くつくのかもしれません。

そんな感じで、高い価格をうまいこと出してきます。

ここで鵜呑みにしてはいけません。疑問を持つことが大切です。

もちろん、業者さんも大変な作業ですし、たくさんお金をお支払したい気持ちはあります。

ですが、まだ私は金持ちではないので、ここは今後に期待してくださいということで、しっかりと値引きをします。

ここでまず、一括見積もりを出して出たところ全部に見積もりを取った結果、価格が同じだったのですが、ここが1番サービスがよかった、または有名だからなど、価格面は一緒だけど微妙によかったという点をお伝えします。

今回の場合は、価格は同じでしたが、トラック台数あたりで価格を出してくださるので、荷物の量に多少融通が利くから選びました。と言いました。

すると、いくらで最初聞いていましたか?と聞かれたので、価格を正直にお伝えしました。

なので、これより高くなるなら、他を考えます。とキッパリ言いました。

すると、いろんなところに電話をかけて、交渉してくれました。

その結果、最初の見積もり通りの価格で2件やってくれることになりました。

ただし、家具の廃棄は引き取りしないこと、同じ日に同時に1台ずつトラックが行き、現地で昼に合流して荷下ろしをすること、今即決することなどが条件に入りました。

ベッドなどの被っている家具を捨てるのに少しだけ手間はかかりますが、地域の粗大ゴミ回収の方が安かったりしますし、友達にあげたりなどして減らすことでなんとかなります。

また、大きい家具は引越しの日についでに外に運んでくださいました。

なので、引っ越しの日に合わせて粗大ゴミ回収の申し込みをしておくといいかもしれません。

地域によるかもしれませんが、私の場合は1週間前に頼んでも引っ越しの当日の引き取りはしてもらえなかったので、1週間以上前に回収日の予約をした方がいいかもしれません。

当日は多少ハードなスケジュールにはなりましたが、かなり安くなって満足です。

もしここまで説明したように言っても値下げを渋っていそうだったら、用意したより安いところを出して、実際にこの価格のところもありましたが、少し高いけど御社にしようとしてるのです。と第二プランを実行しよう思っていましたが、そこまでしなくても良くなりました。

最初から出してもらった見積もり以上出す気はありませんでしたが、もっと壮絶な交渉になると思ったのに、あっさり下げてくれました。笑

本当にありがとうございます。

引っ越し代金の交渉で大切なことは、

  • 自分の中でいくらならOKか決めておき、譲らない
  • 一方的に安くしろではなく、安くしてほしい根拠を言う(他社との比較など)
  • できればここで決めたいという気持ちを出す

少しでも参考になればと思います。

まとめ

一括見積もりをする

相場を知った上で、この価格ならOKというラインを決める

訪問見積もりは必ずする。この際に値切る

根拠となるもの(他社の見積もりなど)をもとに交渉する