最近は、特に心乱れることもなく穏やかに業務を行えております。(こんなことを言っている時にこそ災難が降ってくることもよくありますが)
少し前、仕事が出来なかったり、上司と折り合いが合わず辞めてやる!!と思っていた時のことを振り返ると、冷静な判断が全くできなくなっており、失敗の悪循環だったなと思います。
人間追い込まれると思考が停止して本質を考えられなくなる時があります。私もその時は今まで大切にしてきた仕事での心構えを忘れかけていました。
そこで今日は、(穏やかな気持ちの時にだけ)私が意識している仕事での振る舞い方について書きたいと思います。
私の身の周りでこれがちゃんとできている時は、人間関係がすごくうまくいっていると感じます。自分のちょっとした言動や振る舞いひとつで人からの評価って大きく変わるものです。
自分がどんなに頑張っていても、経験には勝てない部分ばあります。先輩からみたら、後輩ができない、足りないと思うことはどうしてもあると思います。
特に私に関しては、昔から要領が格別悪いので、キレキレの同期たちに比べたら本当にポンコツだと思います。
でも、できないなりに私が頑張れることとしては、一生懸命やることだと思ってやってきました。
本当に忙しい時は先輩にも強く言われたりしますが、基本的には一生懸命やって、一生懸命覚えようとしていると、理由もなく冷たい態度を取られることはありません。
後輩ができた今はより強く思いますが、どんな仕事も一生懸命やっているととても印象がいいと感じます。
一生懸命やって失敗したら仕方がないと思えるので、自分自身のメンタルの負担も減ります。
逆に、仕事に慣れてきて一生懸命さが薄まってきた頃にミスをします。どんなに慣れてきても、フリでもいいので一生懸命やることは大切にしたいです。
これは周りの人を見ていても本当に大切だと実感します。
私は中高でゴリゴリ体育会系の文化部(笑)に所属していたので、先輩は神みたいな教育を受けてきました。
大学に入って、先輩方とも非常にフランクに接し、そう言う子が好かれている様子を見て、今までの私は間違っていたのか…?と思った時期もありますが、今となっては中高でそのような環境にいたおかげで、目上の方に対する基本的な礼儀は叩き込まれたので本当に良かったなと思います。
あまりにも硬すぎるのも良くないかもしれませんが、仕事ができないのにフランクなのは自分が先輩だったらムカつくと思います(笑)
なので、周りの雰囲気に合わせてですが、最低限でも敬語と挨拶、感謝と謝罪の言葉はしっかりと言えるようでなければと思います。
また、仕事でポンコツでも、元気よく挨拶をし、敬語も正しく使えると、あいつポンコツだけど元気がいいとか、ちゃんとしているという印象を持ってもらえます。
仕事をそつなくこなすより簡単な印象アップの方法です。
実際、この辺がちゃんとできない人より、できる人の方が、社外の人と関わる機会が多くなっています。同じ能力だったら、やはり日頃の言動でチャンスをもらえるかどうかに差が出るようです。
あまり厚かましいのも良くないですが、周りの先輩の尊敬できる点を意識しています。
先輩も人間なので、いろんな面がありますが、いいところにフォーカスします。
そうすると、いつも怒鳴り散らしてくるなど嫌な点が気になる上司だとしても、技術が高い、マネジメント力が高い、コミュニケーション能力が高いなどと、先目指したいと思えるところが見つかると思います。
会社としても、何かしらかの評価がされているためにそのポジションにいるはずなので、絶対に仕事上いいところがあるのです。
そこを吸収しようと言う意識で接しています。
ただ、これを誰かに口に出して言うと、なぜか見下しているような感じに伝わるので(後輩が先輩を褒めているのを聞いて思いました)、自分の中でとどめることをオススメします。
人を褒めると言うのは上から見ている状態と何かの本に書いてありました。
心の中で尊敬の気持ちを持って接すると、ふとした態度から何かしらか伝わりますし、逆も然りなので、私はん?と思ったときほどその先輩の尊敬するところを思い出すようにしています。
どれか一つでも実践していただいて、会社での高評価につながれば幸いです。
一生懸命にやっていることを伝える(実際がそうでなくても)
敬語と挨拶ができると印象がよくなり、チャンスが増える
どんな先輩もいいところにフォーカスしていい人だと思い込む