部屋のクッションフロア完成に引き続き、階段も完成させます。
1号物件は階段の蹴込み板をアクセントクロス、踏板を部屋と同じクッションフロアにし、段鼻は柱と同じ白の塗装にスベラーズをつけました。
文字で書いてもわかりにくいので、完成はこんな感じです。
上から見た時はこちら
この作業(壁紙は除く)について書いていこうと思います。
かかった時間
階段は片手間に考えていましたが、ガッツリ時間がかかりました。
クッションフロアに8時間程度、アクセントクロスに2時間程度、塗装やスベラーズに2時間程度で2日間ぐらいかけて作業しました。
階段は面積自体は小さいですが、クロスとクッションフロアを1段ずつカットする必要があるので時間がかかりました。
使った道具
使った道具自体は柱の塗装、壁紙貼りとクッションフロア貼りと全く同じです。
過去の記事を載せておきますので、参考にしてください。
【DIY ROUND 4】壁紙貼り②かかった時間と使った道具
これらの他に、スベラーズがあれば完璧です。
これは階段の段鼻につけるもので、転倒防止になります。
こちらはホームセンターで買いましたが、楽天に同じものがありました。
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ほとんどの物件の階段についていると思いますし、こちらは前についていたものと全く同じ大きさでした。
つけておいた方が見栄え的にもいいかと思います。
施工方法
施工方法といっても、ほぼ壁紙とクッションフロアと同じなので、ざっくり描きます。
必要箇所の塗装
まずは段鼻の塗装をします。
もちろん色味を生かして塗装はなしというのもいいかと思います。
またはオイルステインだけとかもいいかもしれません。
はけやローラーは小さいのが1つずつあると便利です。
ですが、柱と同じにする場合はわざわざ新しく用意する必要はありません。
ちなみに私はこれをやり忘れて後で行ったので2度手間3度手間でした・・・
ちなみにシーラーはめんどくさいのでしませんでした(笑)
最初の写真でもわかるように、面積が少ないのでいいかな・・・と思い・・・
結果あまり目立たないので良かったと思います。
クオリティーをあげたい場合はシーラーもしましょう。
オイルステインをする場合はシーラーはしないでくださいね。
蹴込み板の施工
塗装が乾いたら、蹴込み板に壁紙を貼ります。
ここは場合によっては塗装をしたり、クッションフロアを貼ってもいいかと思います。
私の場合は
- 塗装するには木がボロボロだった
- 壁紙の方がクッションフロアより費用が抑えられる
- 階段を明るい印象にするため、黄色などの色味を入れたかった
このような理由からアクセントクロスを貼りました。
そして相変わらずクッションフロアののりが壁紙につく問題があるので、先にクッションフロアを貼るのもありかと思います。
ただ、クッションフロアは多少厚みがあるので、壁紙のカットを若干ミスっても目立たなくなると言う利点もあります。
クロスを貼る場合は、詳細なやり方は以前の記事を参考にしてください。
踏板の施工
踏板にはクッションフロアを貼ります。
ここも塗装ということも可能ですが、個人的にはクッションフロアを貼った方が空間のつながり的にもいいですし、高級感が出ます。
時間は取られますが、おそらく部屋に貼ったクッションフロアの残りがあると思いますので、それを使いましょう。
クッションフロアの施工方法は以前の記事の通りです。
この時、木目やタイルなど模様があるクッションフロアを使う場合は模様の方法に注意してください。
どういうことかというとこの写真のように、なんとなく違和感のない向き(になってますよね・・・?)に揃えます。
カーブのところは木目を合わせると結構大きめのクッションフロア片を使います。
また木目と段鼻が平行だったら、1辺切らなくていいし合わせやすいので楽ですよね。
そうしようと思って仮置きしたらなんか違和感がありました。
なので結局木目の向きをカーブに合わせて配置しました。
これが大理石調のクッションフロアなどでしたら向きが関係ないので、楽かもしれませんね。
タイルの方がまだ楽かもしれません。
でもやっぱり階段は木目だな・・・と思い、手間を惜しんで作業しました。
部屋と違って2枚重ねて着るという手間はないので、その点失敗はしにくいです。
スベラーズを装着する
クッションフロアや塗装が乾いたら、仕上げにスベラーズを装着します。
裏側に両面テープが付いていますので、ただ貼るだけです。
大体真ん中に貼り、左右がずれないように貼りましょう。
階段を上または下から見た時に左右にずれていると目立ちます。
私の場合は前についていたスベラーズの後が残っていたので、その通りに貼り付けたら真っ直ぐになりました。
これで階段は完成です。
注意点
階段は、そこで長く過ごすようなところではないので、多少の粗は目立ちません。
注意点というほどのことはあまりないですが、私のように塗装を忘れたりしないことと、カーブのクッションフロアに気をつけることと、スベラーズをつける位置がずれないようにすることが大事です。
結構築古戸建は玄関入ってすぐに階段が来ることが多いです。
つまり、内見時にまず目に飛び込んでくるのは階段です。
ここがこの物件の第一印象になります。
なので、玄関から見た時の印象を気にしつつ色を選んだり、施工の際ちょくちょく玄関から階段を見上げて出来栄えをチェックしてみてください。