掃除が一番大切です。
DIYをやる上で最初にやることかつ一番大切なことは掃除です。
私はこれをサボってとっても後悔しています。
ここをしっかりやっておけばDIYあと1ヶ月は早く終わったんじゃないかと思ってます…
土日DIYerにとって1日のロスが大きく響いてきます。
物件のDIYは賃貸に早く出さないといけないので、時間が延びるほど機会損失になります。
融資で購入していた場合、資金繰りが苦しくなる場合もあります。
繁忙期に合わせて物件を買えたのに、DIYが延びて繁忙期を逃したらもったいないですね。
そもそも、延びるとDIYに飽きてきてしんどくなります。
とにかくいいことは一つもありません。
今回私は現金で購入していたので、資金繰りのところは問題ありませんでしたが、まわりの大家さんたちがどんどん前進している中、チマチマペンキ塗ってたりしてとにかくしんどかったです。
まだやってるんだって思われていたらという被害妄想もたまにしました。
なので、DIYを今後やる時、この気持ちを思い出せるように備忘録にしておきます。
なぜ掃除が大切か?
・ものを移動させる無駄な時間をなくす
今回のDIYは始める前に予定していた時間の3倍かかりました(笑)
もちろん、慣れていないので、後々やらなければならないことがどんどん増えていったり、余ったより作業に時間がかかったりしたのですが、
何よりものを無駄に移動させる時間が多かったです。
一番邪魔だったのは畳。
今回は、3部屋を洋室にする作業をしました。
そのために、畳が15畳分ゴミとなりました。
その畳を捨てる術がなく、長らく家の中にありました…
なので、各部屋の床を作るたびに畳15枚を移動させる作業をしていました…
挙句、邪魔すぎて庭に置いておいたら、ほんの数週間で、虫やカビの温床となってしまいました。
結構トラウマです(処分は旦那がやってくれましたありがとう)
- 物がなくなりにくくなる
それ以外にも、都度掃除をすることで、ものがなくなることが減ります。
DIYで出たゴミを毎回2袋ずつは持ち帰って捨てていたのですが、それ以上に出るので、部屋がゴミ袋まみれになりました。
その下から工具を探すという無駄な作業を毎日何回もしていました。
これは時間が無駄なだけでなく、集中力が途切れ、モチベーションも下がります。
そうやって毎日ノルマをこなせず帰っていました。
- やり直しが減り、仕上がりが綺麗になる
やり直し関係で一番影響があったのは、壁の施工です。
柱を白のペンキで塗り、砂壁に壁紙を貼ったのですが、どちらの作業もだいぶ時間と、資材も少しロスしました。
まず、塗装で言うと、柱の上に埃が残ったままシーラーをしたので、埃がガチガチに固まりました。
その上からペンキを塗ると、白くはなりますが、埃の形が浮き出ます。
仕上がりが残念になります。
埃だけでなく、シーラーの前に砂壁の剥がれた砂をしっかり落としておかなかったので、階段の柱部分の塗装に、砂の粒が混じってしまいました…
この辺は、最後にやり直しをする予定です。
ペンキがつかないよう、養生して、砂や埃が入ったところを削って塗り直して…と考えると、作業は2倍以上
無駄が多すぎます。
壁紙に関しても、余計な砂を落としていなかったので、接着が弱くなり、貼り付けられず、泣く泣く何枚か捨てました…
さらに、少し学習して砂を落としておいたにもかかわらず、その砂を掃除しないで貼ったので、壁紙の下の方に砂が付いてまた粘着が弱くなるという失態も犯しました。
とにかく気を抜かず、こまめに掃除をした方が、結果的に綺麗に早く終わることが多いです。
急がば回れですね。
DIYが捗る掃除の内容
ここからは、DIYをする上で前もってやっておきたい掃除について書きます。
畳処分
一番大切なのは畳処分です。
洋室化をする予定の部屋の畳は最初に処分した方がいいです。
状態の良い畳だと、引き取ってくれる業者さんもいるらしいです。
古くなった畳は捨てるのが大変なので、始める前に処分する方法を考えましょう。
畳は、地域のクリーンセンターで安く処分できるという情報が一般的ですが、ここにも罠があります。
基本的には畳も処分できますが、DIYで出たものは本当は処分NGです。
地域によってクリーンセンターの厳しさはまちまちのようですので、まずはご自身の住んでいる地域で調べてみてください。
あとは、くらしのマーケットやジモティー、ゴミ回収などを利用するのが一番良いかと思います。
クリーンセンターよりは高くなりますが、安心して捨てられた方がということを考えると断然こちらを利用した方が良いです。
ただ、こちらも畳はNGということも多いので、よく調べて、予約まで取れてからDIYを始めた方が良いと思います。
法人の方だと、産廃業者と契約をしてゴミを捨てるという方法を検討することになります。
事業ゴミは一般ゴミと一緒に捨てることはできません。
法人の方は産業廃棄物処理についても調べておいた方が良いかと思います。
畳をはじめとして、DIYはゴミがたくさん出ます。
ゴミの処理は非常に重要になるので、事前準備をしっかりしておいた方がいいです。
埃などの拭き取り
築古のお家は、家中に埃や汚れがたまっています。
最初にこれをきれいに掃除しておきましょう。
1号物件は、空き家になってから数年掃除がされていなかった?上に、たぶん住んでいた時からそんなにきれいにはなっていなかったと思うのですが、かなり汚れがたまっていました。
DIYの時に厄介なのが、長押の上の埃とキッチン周りの油汚れです。
ちなみに、長押とはここのことです。
埃はもちろん、砂壁の家だったので、砂も落ちて溜まっていました。
掃除が苦手な私たちは対して何もしないまま作業に取り掛かりました。
その結果、シーラーしたら埃と砂がガチガチに固まり、後々やり直すことに…
そしてもう一つがキッチン周り。
換気扇共々、油塗れで真っ黒になっていました。
ですが、たいした掃除もせずキッチンの扉にカッティングシートを貼ったら、全くくっつきませんでした…
換気扇は取り外してキッチンハイター、扉や窓などはキッチン用のスプレーのようなもので拭き掃除をしたらかなりきれいになります。
私の物件の換気扇もほぼ新品になりました。
掃除前を撮っておかなかったことが悔やまれます…
埃、油汚れは忘れずに掃除しておきましょう。
コンパネ掃除
こちらは、クッションフロアを貼る際に重要な作業です。
コンパネの上にゴミがあると、クッションフロアを貼った時にボコっと目立ってしまいます。
これは仕上がりに大きく影響するので、この時だけは珍しく念入りに掃除をしました。
特に私たちはコンパネ貼りがうまくいかず、アースタックを大量に使っていました。
このアースタックのかけらが一番クッションフロアの下にあったら目立つと思います。
なので余計に念入りに掃除をしました。
ほうきで掃き掃除をし、雑巾で2度拭きしました。
掃除機でもよかったですが、しっかりとゴミを確認して掃除したかったのでほうきと雑巾を使いました。
掃除をした後は体にもゴミがついてるかもしれないので、しっかりと払ってから作業部屋に入室しましょう。
トイレ掃除
1号物件はそろそろDIYも終盤ですが、まだトイレ掃除していません(笑)
人のトイレで、しかもずっと汚れこびりついたままのものを掃除するの嫌ですよね…
どうしても嫌で、ずっと引き伸ばしていたのですが、これに関してはDIYには直接支障がないですが、作業中にトイレを使えないのが辛いです(笑)
今回の物件には近隣にコンビニや飲食店が多かったので、昼休暇にトイレに行くという形でなんとかなりましたが、周辺に施設がないところだと最初にトイレは整備しておいたほうがいいですね。
業者の方や、DIYを手伝いに来てくださった皆さんにうちの汚いトイレ使わせてしまって、申し訳なかったです(笑)
私が初めてDIYをした際に、やっておけばよかった掃除について書きました。
この他にも大前提として、出たゴミはなるべくその日のうちに処分する、というのも大切です。
物が無くなったり、腐ったりいろんなことが起きます…
創造する作業に目が行きがちなDIYですが、ゴミ捨てが仕上がりを左右するものと思って、こまめに処分することをお勧めします。