先週の2月14日10時にインテリアコーディネーター2次試験の合格発表がありました。
なんと、見事合格でした!!!
2次試験は勉強不足でダメかと思いましたが、本当に良かったです…
今まで受けた資格の中でダントツ大変な資格でした…
今回、合格をいただき無事インテリアコーディネーター試験を終えることができましたので、これまで感じたことと、これはやっておいてよかった、よくなかったということについて書きたいと思います。
勉強時間について
こちらの記事で1次試験については詳しく書きましたが、勉強時間は
- 1次試験 2ヶ月
- 2次試験 1ヶ月
のトータル3ヶ月でした。
1次試験はすごくたくさん勉強しましたし、これでも切羽詰まっていたので、3ヶ月ぐらいあればもう少しゆとりがあったかなと思います。
2次試験は、いろんなブログを読んでいると、1次試験が終わるより前から勉強したほうがいいというのを見ましたが、1次試験の結果が出てからでもなんとかなってしまいました。
1次試験が終わってから結果が出るまでにやったことといえば、教材と製図の道具を揃えただけでした(笑)
1次試験の結果が出たのが11月18日で、2次試験が12月8日だったので、1ヶ月も勉強していないですね…
1次試験の範囲の中に一部2次試験にも関わる部分もあるので、2次試験の知識を少しだけ1次試験のうちに勉強する形になるのですが、製図や論文など手を動かし始めたのは11月18日でした。
暗記ばかりの1次試験に比べ、2次試験はひたすら製図したり、論文の練習をすることになるので、勉強を始めてしまえば数時間経っていたという感じでそこまで苦ではありませんでした。
辛かったこと
1次試験
1次試験は暗記量がかなり多いので、毎日ひたすら覚えることがとにかく大変でした。
建築関係の知識が少しでもある方なら当たり前に知っていることなのかもしれませんが、まったくの初心者の私は、石膏ボードと言われてもどんなものかもピンとこないレベルだったので、とにかく隅から隅まで覚えるのに必死でした。
また、勝手な妄想ですが、受ける方は建築関係の方が多いと思っていたので、ある程度知識がある方がほとんどという構成の受験者にも関わらず合格率が30%ほどと思っていたので、気が遠くなりそうでした。
結果的には、全くの初心者でもこのように合格することができましたので、これから受ける方も未経験でもしっかり勉強すれば大丈夫なので自信を持って欲しいです。
2次試験
2次試験は、製図の練習ひとつとっても時間がかかります。
道具も必要なので、隙間時間に勉強というわけには行きません。
そもそも初めて触る製図道具を買い揃えるのにも、使い慣れるのにも時間がかかります。
そのため、仕事をしながら時間をしっかり作って勉強する時間がなかなか取れなかったことが大変でした。
そのせいで気持ちだけ焦って、最後の方は受からないだろうけど練習のために受けに行くかぐらいのモチベーションになっていました。
そんな諦め半分な中でも、少しでも効率よく勉強することを心がけて、どうにか合格することができました。
1次試験も2次試験も、合格率の低さから精神的に辛い日々を送りながら勉強していたことがとても辛かったです。
試験までにやっておいてよかったこと
1次試験のまとめづくり
1次試験は、まとめを項目を絞ってつくり、印刷して目につくところに貼るという勉強方法が最も良かったと思います。
詳しくはこちらの記事で書いていますが、覚えにくいところは一度頭をしっかりと整理して、綺麗にA4用紙1枚にまとめて、トイレやベッドのそばの壁など目につくところに貼って暗記していました。
これによって、難しいところも落ち着いて理解ができますし、無理して頭に詰め込むことなく当日までに覚えることができました。
朝勉
朝、頭がすっきりしている時に、出社までの限られた時間を有効活用できるので、とても効率が良かったです。
朝勉強をしておくことで、退社後にこれからやらないといけないという焦りが少なく済み、精神的にもよかったです。
じっくりより数をこなす
2次試験に関しては、また勉強方法を詳しく書こうと思っていますが、一つ目は、あえてじっくり一つ一つ取り組むのではなく、数をこなすことを優先して取り組んだことがよかったです。
製図は、色塗りまでしっかりするととんでもない時間がかかります。
1回の試験が3時間なので、過去問を5回分解いただけでも15時間かかります。
解答解説を読んだり、確認したりとなると、とてつもない時間がかかります。
試験までに時間がなかったので、私は過去問と予想問題を1回ずつ、さらに色を塗るところまでやった製図は5枚程度です。
色塗りは自分のセンスに任せて、とにかく早く描いて考える練習をしました。
最後まで描き切る練習をしてない点ではとても不安なまま本番を迎えましたが、製図が出来なければ色塗り以前の問題です。その分重要なところの数をこなせたので良かったと思います。
自分の家を製図してみる
自分の家を製図してみるという勉強法もやって良かったと思います。
製図のスキルが伸びたと感じたのは、家具などのサイズ感を覚えてきたころです。
大体の大きさは演習で覚えてきますが、自分の家にある実物を測って製図するのは面白かったですし、家具のサイズ感がもっとも身につきました。
それまでは教材の家具の大きさをいちいち確認しながら製図していたのですが、自分の家を製図してみてからは、ベットやテーブルなど一般的な家具はサイズを見なくても描けるようになりました。
私の場合、試験勉強中に引っ越しがあったので、引っ越し先に今ある家具を入れるために製図をしましたが、実際私の製図をみて引越し業者さんがその通りに家具を置いてくださり、ぴったりだったときにすごく感動しました。
なかなか引っ越しをする機会はないと思いますが、今のお家の模様替えを、製図通りにしてみると、ピッタリハマった時に自信に繋がるのでおすすめです。
やっておけば良かったこと
1次試験の参考書は電子書籍を使う
以前書いた記事の勉強法で、1次試験はiPadを使っていましたが、実は最初は本を買って勉強しようとしていました。
ですが、本では勉強しにくいことに気づいて、途中で電子書籍に変更しました。
本で勉強した分の時間とお金がもったいなかったです…
電子書籍とiPadで勉強したほうが使いやすいので、もしiPadを持っているのであればぜひ検討してほしいです。
製図用の練習帳を買う
2次試験に関しては、製図用の練習帳を買った方がいいです。
製図の練習を最初はルーズリーフでやろうとしてましたが、まずできません。
製図用の練習帳も売っているので、ぜひ2次試験の参考書を買うタイミングで購入しましょう。
過去問を買って、ルーズリーフで無駄な時間を過ごし、練習帳を買うまでに1週間ぐらい無駄にしたので後悔してます(笑)
練習帳は本番に近い形の論文の用紙もついているので便利でした。
インテリアコーディネーターの試験は、知らないことばかりな上に、TOEICなどのメジャーな試験と比べると、受験者数が格段に少ないので、情報が少ないです。
勉強法の模索や、不安を取り除くためにもなるべく早く勉強に取り掛かるのが1番ですが、少しでもこのブログを読んでこれから勉強する方が効率化をはかれたらいいなと思います。