今回は巾木についてです。
巾木はこんな感じでつけます。
クッションフロアとアクセントクロスの境目にある白いものですね。
横にあるロールが貼る前の巾木です。
なくても最悪いい気はしますが、あると引き締まるし、高級感があります。
なによりクッションフロアや壁紙のカットが多少雑でも隠せます。
そんなに金額も高くないので、つけてもいいかなと思います。
今回キッチンの部屋にはあらかじめ木巾木がついていましたので、和室だった3部屋につけました。
ここはたいそうな施工はないので簡単に書いておきます。
かかった時間
時間としては1部屋2時間もかかっていません。
ここは大家仲間さんがお手伝いしにきてくださったので、ゆっくり喋りながらでもこのぐらいの時間で終わりました。
使った道具
必要なもの
- 巾木
- 巾木用のり
- カッター
- メジャー
- ローラー
巾木は木製の木巾木と、塩化ビニル製のソフト巾木というものがメジャーです。
木巾木はその名の通り木でできている厚みのある硬いものです。
一般的に家で見るのはこちらが多いのではないかと思います。
ソフト巾木は薄く、しなやかに曲がります。
私はソフト巾木を選びました。
理由としては、床材がクッションフロアの場合はソフト巾木が多いことと、何より施工が楽で価格が安いからです。
楽天のリスタさんでこちらを購入しました。
【巾木 幅木】シンコール ソフト巾木 ウッドS巾木 R付き 60mm×20m*S-5__si-60-20-
クッションフロアと色味を合わせ、安っぽくない木目が少し入ったものを選びました。
必要な巾木の長さを測り、2つ購入しました。
巾木用のりは、楽天のイーヅカさんでこちらを購入しました。
ヤヨイ化学 水性巾木糊スーパー 水性接着剤 3kg 1つ
一番小さい容量を購入しましたが十分な量でした。
なんなら余りました。
カッターは巾木をカットするため、メジャーは部屋や巾木の長さを測るためのものです。
おそらくDIYヤーさんはウエストをはかるようなふにゃふにゃのメジャーではなく、パリッとしたメジャー?を使っていると思いますが、今回はかなり精密にカットしないといけないので、パリッとした方を使った方がいいです。
ローラーは壁紙を貼る時に使用したものです。
巾木を圧着するのに使います。
あったらいいもの
- ウェットティッシュ
- ハサミ
- 台紙(クッションフロアのカケラや段ボールで十分)
- ハケ
ウェットティッシュはお決まりのはみ出したのりを拭く用です。
ハサミは、巾木がカッターでは切りにくい時に使用しましたが、今回はほぼ使わなかったと思います。
カッターで巾木を切る際に台紙としてクッションフロアの切れ端を使いました。
別にダンボールでもなんでもいいと思います。
今回購入した巾木用のりにはプラスチック製のハケも付いているのですが、ハケは巾木と同じ幅が使いやすいので、巾木と同じ幅のハケも別途購入しました。
施工方法
巾木をカットする
まずは巾木をカットします。
ソフト巾木はカッターを何度か走らせると簡単にカットできるので、台紙の上でカットしましょう。
和室を洋室化した場合は、壁と四隅に柱があるので、その間に巾木をつけることになると思います。
基本的に1本の巾木で1片を貼った方がいいと思いますので、半端が出ても勿体無いですが新しい巾木のロールを使いましょう。
柱から柱の間の長さを測り、同じ長さの巾木をカットします。
この時、〜畳だから〇〇センチだね〜といってはからずにカットすると失敗します。
そうする場合は少し長めにカットして、貼り付けてから余分をカットした方がいいと思います。
余分が出たら出たでやりにくいので、私は測った上で1,2センチ長めに切って、貼ってからカッターで余分を少しだけ切って調整していました。
短すぎたら見た目がよろしくなくなりますが、ちょっと長いと今度は剥がれてくるので、ジャストサイズで完成させる必要があります。
カットができましたら巾木用のりを壁に塗ります。
クッションフロアと同じくベンチタイムがあるので、数カ所分巾木をカットしておき、数箇所分一気にのりも塗って進めてもいいと思います。
私の時は二人で作業していたので、カットと貼り付け係とのり係に分かれて進めました。
プラスチックのハケを使ってのりを巾木の幅分塗っていきます。
別途購入した巾木と同じ幅のハケがあれば、のりをつけて床と平行にハケを滑らせるだけなので作業が楽です。
この時、のりの量は多すぎず少なすぎずというのがポイントです。
多すぎると、巾木を貼り付けた時にはみ出してきますし、少なすぎると巾木が剥がれます。
こちらもクッションフロアのり同様壁紙につくと取れにくいので注意が必要です。
ベンチタイム後、巾木をずれないようにそっとつけていきます。
巾木は上下があり、端が少し曲がっている方が下で、曲がっている方を外側(手前)にします。
その後密着力を高めるため、しっかりと壁紙で使ったローラーで圧着します。
これで完成です。
注意点
この作業は大きな失敗はありませんでしたので、特段注意点はないです。
施工方法の動画も数多く上がっているので、そちらで予習した通りに行えば問題ないかと思います。
強いていうなら、のりの量に気をつけたにも関わらず剥がれてきてしまった・・・という場合は、ボンドを剥がれたところに注入して貼るという応急処置があります。
巾木を貼ったらついに部屋が完成するので、がんばりましょう!