壁紙が完了したら次はクッションフロア貼りです。
クッションフロア貼りはそこまで難しくなく、時間もかからなかったと思います。
それなのにかなり見栄えが良くなるので、ここまで頑張ってきたご褒美?と思って頑張ってください!
かかった時間と使った道具
かかった時間
今回クッションフロアは4部屋と玄関、階段を貼りました。
階段については別の記事で書きますので、これ以降は部屋とキッチンのことについてです。
1部屋2時間、キッチンは少し複雑な形だったので3時間程度の施工時間でした。
慣れていないこともあるかもしれませんが、貼ることよりカットにめちゃめちゃ時間がかかりました。
部屋は四角形なので面積のわりに比較的さっと終わるのですが、複雑な形のキッチンは少し時間がかかりました。
使った道具
必要なもの
- クッションフロア
- カッター
- カッターの替え刃
- はさみ
- 地ベラ
- クッションフロア用のり(はけ)
- 木片
- 雑巾
- ほうきまたは掃除機
クッションフロアは、私は楽天の壁紙わーるどさんで購入しました。
私が買った時と品番が変わっているようで、おそらくこちらのものだと思います。
木目ペイントオークHM-10040
こちらは白の木目なのですが、少しビンテージっぽい木目模様になっているので、汚れがついても目立ちにくいという白のフロアの弱点を払拭した最強のクッションフロアだなと思ってます。
クッションフロアに着いたのりがわからなくなるほど汚れが目立ちません…
次回もこれ使うと思います。
内見に来てくださった方やDIYを手伝いに来てくださった方からも好評だったので、ウケの良さも間違いないです。
はさみは大まかにロールからクッションフロアを切るときと、カッターでは切りにくい時などに使います。
カッターは床に置いた後クッションフロアを切る用です。
クッションフロアのりは楽天のイーヅカさんというところで購入しました。
ヤヨイ化学 CF用接着剤 プラゾール NP2300 エコロン クシ目ゴテ付き 9kg 281-803
どのぐらいの量使うか分からず、まずは9kg購入しましたが、これで3部屋分使い、ちょっとあまりました。
キッチン、階段も別で3kgずつ購入しています。
なので大体6畳で3kg使うような計算がちょうどいいかと思います。
もし大容量で買う時は、ある程度まとまった時間を取って一気に貼る必要があります。
私は3部屋は1日で貼り切り、キッチン、階段は別日に3kgを使い切って貼りました。
ぶっ続けで通えますという場合は15kgとかを購入して一気にやるのが費用的にもいいですが、初めてで手こずって時間かかってのり固まったとかなると大損失なので、計画的に購入しましょう。
ちなみに夏場の作業でしたが、ビニールでしっかり包んでおけば1週間空けても全然使えました。
木片と雑巾は、クッションフロアを貼った後に空気を抜くためのものです。
もしかしたらそれ用の道具もあるかもですが、私は余った根太に雑巾を巻いたもので十分使えました。
ほうきまたは掃除機は掃除用です。
クッションフロア貼りは掃除が非常に大切なので、忘れずに準備しましょう。
あったらいいもの
- カッターの歯を入れる入れ物
- ウェットティッシュ
- 養生テープ
- 雑巾
- シームシーラー
ウェットティッシュは壁紙同様糊を拭くためのものです。
壁紙にクッションフロアのりがついたら後からは絶対取れないので、すぐにしっかり拭き取りましょう。
養生テープはクッションフロアを重ねたときにずれないように固定するために使います。
マスキングテープとかではずれてしまったので、養生テープがおすすめです。
クッションフロアを止めるピンなどもあるようですが、私は手元にある養生テープで済ませました。
雑巾がもう一枚あります。これは掃除用です。
クッションフロアを貼る前に掃除に使うので、空気を抜くときに使うものとは分けましょう。
シームシーラーは、クッションフロアの継ぎ目に使うシーラーです。
といっても、使ったからといって目立たなくなることはなく、後々捲れてきにくいというものだと思います。
念の為私は使いました。
施工方法
まずは掃除
まずは大事な掃除から。
クッションフロアの下にゴミがあるとどんなに小さいものでもボコッと出てきます。
最初にゴミを1粒たりとも残さず取り去ることが、クッションフロア貼りの肝です。
また、このときにアースタックの削り残しやベニヤのささくれ、ビスの頭の埋め込みが甘いところなど、床の水平を乱すものがないかを最終確認してください。
私はほうきで掃き掃除+雑巾掛けまでしました。
クッションフロアを大まかに切る
場が整ったら、床の大きさに合わせてクッションフロアをロールから切ります。
大体のクッションフロアは180センチですが、部屋はもう少し幅があると思います。
その場合は2枚分切り出します。
こんな感じの配置がおすすめです。
扉から見て、木目が走る方向に部屋が広く見えるそうです。
私は扉から見て横に走るように引きました。
部屋ごとに違っているとなんか違和感がある気がするので、多少クッションフロアが余分に必要になったとしても全部屋向きは合わせた方がいいかなと思います。
端は10センチずつ余裕を持って切ります。
慣れてきたらもう少し少なくしてもいいかもしれませんが、足りなくなったらめんどくさいので、余裕を持った方がいいかなと思います。
真ん中に余分な長さの分を重ねます。
この時、ただ重ねただけでは木目がずれていると思います。
この状態で貼ると、つなぎ目のところだけ木目の幅が違うということが起きます。
なので、木目の模様がぴったり合うように重ねます。
ここを合わせるのが難しかったり、色々やってたら失敗したというときのために、ここはかなり余分を持って損はないです。
264cmの幅の部屋を貼った時も私は180cmはそのまま切らずに重ねて配置していました。
私の絵ではわかりにくいと思うので、こちらの動画をご覧ください。
すごくわかりやすいので私も参考にしました。
木目を合わせて配置できたら、重ねているところがずれないように養生テープで止めます。
ちなみに最終的には私は横着してこのようにクッションフロアを配置していました。
クッションフロアのうち1枚の角を合わせてしまう方法です。
こうすると、2辺分カットしなくて済むので時短になりました。
2枚目のクッションフロアは上の図で言うと左側を何センチか残しつつ、角を合わせた1枚目のクッションフロアと木目を合わせて置きます。
ただ柱などのちょっとした出っ張りでずれやすくなったり、そもそも床の辺が歪んでいたらずれることもあるので気をつけてください。
床の形に合わせてクッションフロアをカットする
ここまで来たら、床の形に合わせてクッションフロアを切っていきます。
先に床に貼り付ける方がメジャーかもしれませんが、私はこの方法の方が上手くできたので、こちらを書きました。
真ん中の重ねているところだけは床に貼り付けた後で切るので、周りだけ切ります。
地ベラを使って壁側にしっかりとクッションフロアを押し付けて折り、壁側にカッターの歯を当てて切っていきます。
ここが結構時間かかりました。
角の部分や柱のところは綺麗に切らないと目立つので、こういう部分が多いほど時間がかかります。
ちなみに巾木をつける場合は、壁紙とクッションフロアの境界が隠れるので、巾木の厚さ分ぐらいの範囲でしたら雑でもいいですが、柱の部分は巾木をつけないので、慎重に綺麗にカットしましょう。
カッターで切りますが、四隅は余りが多く切りにくいと思うので、大まかにハサミで買ってしまうとやりやすいです。
貼り付け作業(掃除の最終確認も)
端が切り終わったら貼り付け作業です。
クッションフロアを半分めくって、まくった部分にのりをしきます。
この時めくる向きは木目と並行にします。
逆にするとクッションフロアがずれてしまう恐れがありますのでご注意ください。
めくったところは念の為しつこいですができればもう一度しっかりと掃除してください。
小さなゴミも侮れません。
絶対に残さず取り去ってください。
ゴミひとつない床にのりを垂らします。
そうしましたら付属のハケでのりを薄くならしていきます。
ならし方は先程の動画にもありますし、結構Youtubeに説明が上がっているので、そちらをご参考にしてください。
めくった部分にのりがぬれたら、ベンチタイムです。
これはのりごとに時間が違うかと思いますが、大体10分ぐらいかと思います。
パッケージに記載があるので、確認してください。
ここからはクッションフロアを貼り終わるまで地面を踏めないので、どこから始めるかはよく考えてください。
のりを塗り終わってからクッションフロアのところまで戻れなかったら大変です・・・
ベンチタイムが終了したら、先ほどめくっていたクッションフロアをずれないように静かに戻してください。
このとき、少しずれたからと何度も貼り直すと結構悲惨なことになります。
本気でずれないように気をつけましょう。
私は何度もやり直して壁を盛大に汚し、のりを足の裏で踏んでクッションフロアを汚し、なのに結局大した修正もできないで着地しました・・・
この作業を反対側も行ってください。
継ぎ目のカット
全面貼り終えたら、継ぎ目のカットです。
これは壁紙のつなぎ目と全く同じ要領でカットしていきます。
このときのポイントは2つです。
- 木目の境界のちょっと横を切る
- カッターの歯は絶対に寝かせない
1は言葉ではわかりにくいですが、この辺りです。
2は壁紙と同じですね。これを気をつけるとつなぎ目が目立たなくなります。
空気抜き
クッションフロアの下に残っている空気を抜きます。
根太の残りなどの木片に雑巾などの布を巻いて、全体重を乗せながらクッションフロアの上を移動します。
雑巾掛けをするようなイメージです。
全体的に空気を抜いたら、のりが乾くまで乾燥させます。
のりが乾いたらシームシーラー
乾く前にやってもいいかもしれませんが、多少完走前後でクッションフロアの位置が伸縮するかもしれないので、乾燥後が無難です。
後日休憩がてら、シームシーラーで継ぎ目を埋めてください。
これでクッションフロア完成です!
注意点
のりはすぐにしっかり拭き取る
クッションフロアののりは壁紙のものと違って乾いたら非常に取れにくいです。
作業中にしっかりと拭き取りましょう。
クッションフロアの素材にもよりますが、表面についたものは取れますが、壁紙についてしまうとなかなか取れません。
かといって養生すると邪魔になるので、つかないように慎重に行うしかないと思います・・・
ベンチタイム後の貼り付けはしつこくやり直さない
どうしても柱などの影響で、これまでどんなにしっかり合わせても少しずれてしまいます。
ですが、あまり何度もやり直しをしても結局修正するのは難しかったりします。
私の場合はやり直した結果、そんなに修正もされていないけれど、壁やクッションフロアを大量に汚すハメになりました。
靴下もダメになりました。
ゴミが入る原因にもなるので、修正はそこそこに一発できれいに貼るようにしましょう。