更新空いてしまいました。
壁紙貼りについて書きたいと思いますが、長くなりそうだったので投稿を分けました。
まずは、砂壁に壁紙を直貼りすることについて書きたいと思います。
砂壁の家は買わない方がいい?
ご存知かもしれませんが、砂壁は物件を購入を検討する上でマイナスポイントとなることの一つです。
その理由は壁紙を貼りづらいからです。
基本的に工務店様は砂壁に直接壁紙を貼りません。
大体お願いするとベニヤを打ち付けて、その上に壁紙を貼るような施工を提案されると思います。
私がもし次に砂壁の家を購入したら、ほぼ確実にベニヤを使った施工をすると思います。
やっぱり砂壁に直貼りは極力避けたい施工です。
ですが、今回私は全て直貼りで仕上げましたし、貼れないことはありませんので、砂壁の場合はどう施工するかを考え、価格が合うのであれば購入しても良いのではないかとおもいます。
砂壁に直接壁紙を貼ることを検討される方の参考となるかと思いますので、メリット、デメリットを書いておこうと思います。
砂壁に直接壁紙を貼るメリット
- 経費削減
- 工数削減
当たり前ですがこの2つに尽きると思います。
ベニヤを貼ってから壁紙を貼るとなると、ベニヤ代がプラスでかかります。
薄いベニヤはそんなに大した額にならないと思いますが、家が広かったら大きく変わってきます。
石膏ボードを貼る方も見たことがあります。
ここは実際にやっていないのでわかりませんが、
1枚数百円で買えると聞いたことがあります。
床に使うコンパネが1000円ちょっとでしたので、薄いものでよければたしかに安く調達できる気がします。
ベニヤのカット、打ちつけ、(木屑の掃除←大事)などと、工数はどうしてもかかってしまうかと思います。
ここは入居付したい時期との相談かもしれません。
仕上がりを考えてひと手間をやるのか、早く仕上げるのかによりますね。
砂壁に直接壁紙を貼るデメリット
- うまく貼れない
- 後で剥がれてくる
- 仕上がりが汚くなる
まず、非常に貼りにくいです。
最初は慣れるまで時間がかかりましたし、何mか壁紙を無駄にしてしまいました。
また、その時何となく貼れていても、入居者さんがついてから剥がれてくる危険性もあります。
もし何面かやってみて危なそうでしたら、ベニヤを貼る方法に早めに変更するのも手かもしれません。
仕上がりについては、やはり壁紙の下がベニヤなど硬い素材である方が断然良いです。
特にジョイント(壁紙同士の継ぎ目)はどうしても砂壁は汚くなってしまいます。
壁紙を選ぶ幅などもせまくなってしまうかもしれません。
これらのメリットデメリットを加味して、施工方法を選定してください。
直貼りの方法は、別の記事で説明しようと思います。
<h3>砂壁の施工方法はメリットデメリットを考えて慎重に判断する</h3>
このように、砂壁はデメリットが多いですし、楽をすると仕上がりに影響が出るというリスクがあります。
その上で、壁の状態をしっかりと確認し、どのように施工するのかを判断することが必要です。
また、コストがかかることを理由に値下げ交渉に使うこともできるかもしれません。
DIYならベニヤ代が変わってくるだけですが、工務店様に頼むのなら作業代も変わってきます。
私だったら、砂壁でも安ければ購入しますが、施工はベニヤを入れる方法にすると思います。
できないことはないですが、やはり今回やってみて、仕上がりを考えたらベニヤがあった方がいいなと思いました。
砂壁の物件を検討される際の材料になったら幸いです。