【DIY ROUND3】和室→洋室化

壁の塗装のあとは、床の洋室化をしました。

クッションフロアはかなり後になってからやったので、別の記事で書きます。今回はコンパネを敷いたところまでの記事です。

まずやらなくてはいけないのが、最大の難所、畳の処分です。

こちらは【ROUND0】掃除(重要!!)でも触れましたが、処分が大変です。

私の処分については業者さんに頼んだと書きましたが、詳細知りたい方は聞いてください。

畳の処分が終わったら、早速取り掛かります。

かかった時間と使った道具

かかった時間

畳を剥がすところから数えると、9日間も作業していました。

時間にして約60時間超え…

  • 畳関連:16時間
  • 根太ビス止めまで:12時間
  • スタイロフォーム敷き、コンパネ敷き:20時間
  • アースタック:16時間

大体このような配分で作業しました。

畳を剥がして小さく切る作業(後に無駄になる)に結構時間がかかりました。

あと、1号物件はプチジャッキアップもしましたが、そこの時間も少々含まれております。

ここは旦那の友人が手伝いに来てくれたので、これでも作業がサクサクと進んだほうです。

コンパネを切るのは大変ですし、丸ノコは危ないので1人ではやらない方が安全かもしれません。

また、複数の部屋を洋室化するなら尚更ですが、根太のビス止めとコンパネ切りは並行してできるので、労働力投入どころです。

試行錯誤しながらやったので時間がかかりましたが、頑張ったら丸2日もあれば次は終わる気がしています。

予習をどれだけするかが作業効率を大きく変えるところな気がします。

使った道具

床造りにはこのようなものを使いました。

必要なもの

  1. 根太
  2. コンパネ
  3. ビス(根太用)
  4. ビス(コンパネ用)
  5. インパクトドライバー
  6. 丸ノコ
  7. メジャー

あったらいいもの

  • 軍手
  • マスク
  • 安全靴
  • ペン
  • 定規
  • ペンキ缶などコンパネを置く台になるもの

施工方法

和室→洋室化は工程もわりと多く、やりがいがありました。

ここらへんからテキトー差が出てきてわりと雑にやっているので、詳しい方法はYouTubeやネットで調べてやってみてください。

畳を剥がすところは割愛します。

畳がなくなったら、ほうきや掃除機でゴミを取り除いてから作業を開始します。

根太を転がす

まずは根太を転がします。

部屋の4辺と、間には303mm間隔で配置します。

高さが足りないところは薄い木片などをかませて合わせます。

ビスの頭がしっかり木に埋まるまでビスを打って止めます。

この時ビスが少ないと完成後軋んだりするので、めんどくさがらずにしっかり止めていきましょう。

うちは軋んでいます。

コンパネをカットする

次にコンパネをカットしていきます。

このような感じで互い違いになるように置きます。

なるべくコンパネ同士の隙間が大きくあかないように正確にカットします。

この作業めちゃめちゃ大変です。

コンパネを切るのは旦那がやってくれましたが、本当に大変そうでした。

1人でやっている方はどうやってこのコンパネの量捌いてんだろう…

コンパネを切り終わったら、コンパネの端にあたる部分に根太を入れます。

これを入れないと、コンパネの端がしなって凹むので、床の安定感が悪くなります。

めんどくさいですね。

スタイロフォームを入れないところは、隙間ができてもまぁOKなので、根太の端材を使いましたが、スタイロフォームがあるところはおそらくぴったりに合わせてカットしないといけないと思います。

根太をビス止めしてスタイロフォームを敷き詰める

スタイロフォームとは、コンパネの下に入れる物です。

断熱、防音の効果があります。

この効果を出すためには、なるべく隙間なくスタイロフォームを入れなければいけません。

なので、出来る限りピッタリのサイズで切った方が良いと思います。

1号物件は、1階の部屋だけスタイロフォームを入れました。

これは根太を止めてスタイロフォームを敷き詰めたところです。

手前から3本目の根太が2本あります。このうち一本がコンパネを支える用です。

こんなにテキトーでいいのか分かりませんが、私はこんな感じでコンパネ支え用の根太を入れました。

もっと根太を節約したい場合は、コンパネの長さと同じに切って、スタイロフォームを根太の形に切り取ってはめ込んだらいいと思います。

めんどくさいですが…

これは本当にテキトーなので、正しい施工方法を調べてください(笑)

ここまできたらあとはコンパネを並べてビスで打つだけ。

ビスの頭が木から飛び出ていると、クッションフロアを貼ったときに形が浮き出てきますので、しっかり埋め込んでください。

アースタックでコンパネの隙間を埋める

コンパネが敷き終わったら、仕上げにアースタックです。

アースタックは、コンパネの隙間を埋めるパテのようなものです。

ヤヨイ化学のアースタック1kgをなんと7個も使用しました。

コーナンプロには1kgしか売っていませんでしたが、ネットでは5kgとかも売っていました。

コンパネをちゃんと貼れていればおそらく2,3個で済んだと思います。

細かいズレなどを気にせずカットして行ったせいか、隙間が大きくあいてしまったので、それを埋めるべくアースタックをこんなに使いました。

アースタックも他のパテと同様粉になっていて、水と混ぜて使います。

コンパネ同士やコンパネと壁の隙間、そしてビスを打ったところを埋めていきます。

パテ用のパレットを購入したのですが、枠がないので、水が溢れるのにイライラしました(笑)

そしてパレットでアースタックが固まって使いにくくなることもイライラしました(笑)

塗り終わったら乾かしてサンダーをかけます。

あまりにも盛りすぎて全然平らにならず、盛り直したのもまたイライラしました。

とにかくずっとイライラしていました(笑)

コンパネを切って隙間なく並べることの重要性をここで痛感しました。

サンダーで整え終わったら、完了です。

反省点

コンパネてきとーにするとアースタックで詰む

先ほども散々書いたように、コンパネをテキトーにやるとアースタックがしんどくなります。

アースタックもいくつも買ったらバカにならないので、経費削減のためにもコンパネの調整は慎重に行ってください。

壁に木材をぶつけて塗装が剥げる

ここは仕方ないところも多いですが、コンパネや根太を柱にぶつけて塗装がはげました。

さらに私たちは畳を敷いたまま塗装に入ったので、より悲しい状況になりました。

畳も強くぶつけたら塗装がはげますし、何より汚れが舞うので、白い柱が煤ボケた感じになりました…

皆さんのDIYを見ていると塗装→床の順番でやっていることが多いように思いますが、次やるなら、

畳処分→床作る→床養生→柱塗装

という順番にしようかなと思ってます。

馬力が弱いインパクトだとビスが下まで入らない

コンパネをビス打ちする時は、バスの頭がコンパネに食い込むぐらいしっかり入れ込まなくてはいけません。

しかし、私の愛するブラックアンドデッカーのマルチツールのインパクトドライバーでは、最後の最後、あと一押しがいかないのです…

工具ではなく私の使い方が悪いからと信じています。

きっとブラックアンドデッカーマルチツールのインパクトドライバーでコンパネをしっかり止めてる方はたくさんいると思います。

もしかしたら、コンパネの素材の問題かもしれないです。

でもとにかく、テキトーにやってるとビスがしっかり入らないということが起きかねますので、注意してください。

ちなみに、このDIYの過程でなんでもやってくれる業者のおじさんに出会ったのですが、そのおじさんのインパクトではサッとビスの頭が入りました。

そのおじさんのインパクトは馬力が強いやつでした。

もしこれから購入される方は、少し頭の片隅に入れてお選びください。

そしてブラックアンドデッカーのマルチツールをお持ちの方で、コンパネのビス打ちに成功した方はノウハウを教えてください。

長くなりましたが、和室→洋室化の前編終了です。