【DIY Round1 】シーラー

今回はDIYの中で最初に取り掛かったシーラーについて書きます。

掃除が終わってまず最初にやったことは、壁、柱、天井のシーラー塗りです。

ここで読まずとも調べればわかることも多いですが、備忘録のためにシーラーについてまとめます。

シーラーの役割

シーラーの役割は、木部のヤニを止めることと、砂壁、綿壁を固めることです。

これをしておかないと、木部に白系など明るい色のペンキを塗った時に、茶色っぽいヤニが混じって汚くなります。

(オイルステインを使う時は、シーラーをしてしまうとうまく塗れなくなるようなのでお気をつけください。)

そして、砂壁、綿壁は塗装するにしても、壁紙を貼るにしても、シーラーが必要です。

シーラーをせずに塗装すると、ポロポロと砂や綿が落ちてきて、折角の塗装が自然に剥げてしまいます。

シーラーをせずに壁紙を貼ることは、おそらく結構難しいです。

特に古くなった砂壁は、砂が取れやすいので、壁紙にくっついて粘着力を奪います。

このような事態を防ぐために、シーラーはしっかりとしておいた方が良いと思います。

私たちはシーラーを1度塗りしかしなかったのですが、後々後悔したので、本当にしっかり塗った方がいいです。

かかった時間と使った道具

かかった時間

1号物件は4.5畳2部屋、6畳1部屋と階段の壁にシーラーを塗りました。

4.5畳のキッチンは柱はそのまま使うことにし、壁は木の板、天井はジプトーンだったのでシーラーは塗りませんでした。

キッチンの天井、壁はこんな感じです。

ジプトーンは壁紙自体はくっつきやすいので、シーラーを塗る必要はないかなと思います。

ただ、継ぎ目や穴が浮いてくるので、パテをしました。

パテについてはまた別の記事で触れたいと思います。

シーラー関連の作業としては、

  1. 窓、窓枠などの養生
  2. 細かいところのハケでのシーラー塗り
  3. ローラーで一気にシーラー塗り

という段取りで行いました。

養生については、基本的にシーラーは透明または目立たない色なので、ペンキほど神経質になる必要はないかと思いますが、窓枠や窓に着くと汚れになって目立つのでしっかり養生しましょう。

そして、この時の養生のままおそらくペンキの塗装もするので、結局念入りに養生した方が良いと思います。

はじめてだったからか、養生に意外と時間を取られました。

しかも結局全然養生が足りていなかったので、後で足したりして時間をロスしました。

さらに、それでもはみ出したところはこれからペンキ落としというものがあるそうなので、試してみようと思ってます…

塗りに関しては、細かいところをハケ、大きい面はローラーを使って塗りました。

この3部屋で2日かかりました。

だいたい1日8時間ぐらい作業をするので約12時間ぐらいで終了しました。

使った道具

シーラー塗りに使用したものはこちらです。

必ずいるもの

  1. マスキングテープ
  2. マスカー
  3. シーラー
  4. ハケ
  5. ローラー
  6. シーラーを入れるパレット

あったら便利なもの

  1. ビニール手袋
  2. 雑巾やフローリングシートなど拭き取れるもの
  3. ジップロック
  4. ゴミ袋
  5. プラスチックコップや小さいバケツ
  6. 如意棒
  7. 汚れてもいい作業着
  8. 汚れてもいい靴
  9. 帽子

マスカー、マスキングテープは、養生に使います。

この養生のままペンキの塗装にも入る場合は念入りにやっておく必要があります。

何ヶ月も貼りっぱなしにすると剥がしづらいし最悪跡が残るので、あまり長い間は貼らないようにしましょう。  

シーラーはいろいろありますが、カチオンシーラーがおすすめです。

私が買ったのは、エスケー化研さんの水性ミラクシーラーエコ 各色 15kg カチオン系シーラー というものです。

こちらを6380円で購入しました。

また、今回透明タイプを買ったのですが、色がついていた方が、どこまで塗ったかがわかりやすいのでいいかもと思いました。

今回それによって塗れていないところがあり、後の工程に響いたりしました。

ハケはシーラー、ペンキ共に使いますし、複数使うことも多いので、10個入りなどで購入してしまってもいいと思います。

たしか私は70ミリのハケを箱買いし、それより小さいのものを数本買い足しました。

柱だけでなく、ベランダや浴室も塗装したので、ハケをたくさん使いました。

また、しばらく使わないと固まって使えなくなるので、複数あった方が安心です。

ローラーは大小あった方がいいです。

私は大は7インチぐらいのもの、小は3インチぐらいのものを使いました(曖昧ですいません…)

使いやすそうなものを大小2種類用意したらいいと思います。

ローラーは大はパレット付きのものを3つ買って、スペアをいくつか買って付け替えていました。

下の画像に写ってる黄色いパレットがそれです。

コーナンでこの辺は全て揃えました。

そしてあったらいいものに入っている如意棒は、画像にある棒です。

こちらは天井など高いところを一気に塗る時に大変便利です。

わざわざ脚立に登って狭い範囲を塗って移動して…としなくても一気に塗れます。

ただ、どのような塗り方をしても翌日首は痛くなります。

ビニール手袋は、手が汚れないためにもあった方がいいです。

結構消費するもので、50セット入りを最終的に4,5箱消費しました。

手袋して、少し塗り始めてからあ、養生足りないとなって脱いだりすると無駄になるので、効率が良い方はこんなに使わないと思います。

とりあえず一箱買って様子を見ることをお勧めします。

雑巾、フローリングシートはあると便利です。

雑巾は後々クッションフロア貼りにも活躍しますし、フローリングシートは常に活躍します。

ペンキや、壁紙、クッションフロアの糊がはみ出た時に、すぐに拭き取るのに使えます。

こちらも効率が悪い&作業が雑な私たちはだいぶ消費しました。

雑巾は10枚ぐらい、フローリングシートは100枚ぐらい消費したと思います。

ずいぶん減りが早いなと思っていたら、旦那がフローリングシートをお手拭きにしてることが発覚しましたので、皆さんはもう少し消費は減るかと思います。

手は水道で洗いましょう。

ジップロックは、使用済みのハケやローラーを入れておくのに使います。

こうしておけば、水性ペンキであれば翌週もまだ使える状態にキープされています。

油性は残念ながらこの状態にしておいても固まってしまいました…

ゴミ箱はゴミ捨て用には必須ですが、ペンキ塗りの時は、パレットを覆って使うと、汚さずに使えるので、パレットを何度も再利用できます。

なので、私はそれを知らず3セット買っていましたが、パレットは1セット有ればいいのかもしれません。

ハケで細かく塗る際、プラスチックのカップや小さいバケツがあると便利です。

パレットのみだと、脚立に登って塗る時に何度も降りないといけないので疲れます。

作業着、靴は当たり前ですね。

かなり汚れるので、油断しない方がいいです。

最後に帽子は、旦那がペンダントライトに頭をぶつけてライトのカバーをかち割っていたので、安全のために被った方が危なくないです。

長くなりましたが、以上が使用するものです。

あったらいいながいっぱいありましたが、道具の揃え具合によって作業効率が大きく変わるので、自分にとって使いやすいものを揃えることが大切だと思います。

大切なこと

今回シーラーについて書いていきましたが、大切なことは2つです。

下地こそ命

シーラーは最終的な仕上がりで目に見える工程ではないので、テキトーにしがちですが、実は仕上がりに大きく影響してくるので、しっかり丁寧に作業するべきだと思いました。

砂壁、綿壁には3度塗り、木部には2度塗りぐらいしてもいいと思ってます。

私たちは1度塗りで後悔しました。

ガチガチに硬めに行く勢いで塗っておいた方が後々後悔が少ないと思います。

汚れに注意

特に木部になりますが、汚れを取り除いてから塗った方がいいです。

おそらく1度塗りの時に砂壁から砂が落ちると思います。

そのままにしておくと砂が落ちたところで固まってしまいます。

そのままにしておくと仕上がりがこんなに残念になってしまいます。

砂や汚れが落ちたままペンキを塗った結果、ゴツゴツしているし、砂の色がちょいちょい出ています。

(サンダーで削って砂を落としてもう一度ペンキを塗って直しました。)

直ることは直りますが、二度手間になるし、やはり綺麗な状態でシーラーができていた方が仕上がりはいいと思うので、初期の段階で気をつけた方がいいと思います。

壁を塗っている間は予め養生しておくのもアリかもしれません。

シーラーについてはこんな後悔がありましたので、共有させていただきました。

次はペンキ塗装についての記事を書きたいと思います。

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